在宅勤務のすきま日記

web1.0時代みたいな日記

264日あれば色々変わる

264日も更新しなかった理由は特にないが、強いて言えばデスクトップの写真を綺麗に撮ろうと思いすぎていたわけだ。こういうのはXにあげるが如く何も考えず撮って何も考えずにあげるのが良い。この間にtwitterがXになり、おれは引越しをし、家賃を上げたと思えばクライアント先が事業を畳むことになるとか、まあ変わったことは枚挙にいとまがなく、ほぼ2/3年というのは短いようで長いのだなあと感慨に耽る。

さて個人事業主としては仕事を探したいが、そうはいってもおれは特化した技術があるわけでもないし、なかなかマッチングが難しい。一度ハマると5〜10年とかお付き合いしてくれるので、あんまりクライアント先を探した経験もないのだった。今回は一応その手のエージェントに登録もしたが、その前にちょっとした縁もあり小さい異業種でもやってみるかという気になった。これは危ない兆候だと思うが、まあ俺の人生そもそも安定しないのだし、だったらまあ少しのお金で色々やってみるのも悪くない。投資するわけでもなく、おれも主体となって事業をするのですごくお金が減るというのはないと思うのだが、失敗するというのは十分にありえるので、いま事業計画書を作っているところである。久々にこういうのをつくると何も覚えtrないなと思うのだが、そういえば昔こういうのを作っていたらなんか縁あってまあ色々あったよな、とか懐かしいことを思い出す。立ち上げはなんだって楽しい、とかいうところで終えておく。

20年ぶりにデスクトップPCをメインマインにする

3ヶ月以上前になるけれどmac studioを手に入れた。スペックはM1 Maxの下位モデル(10コアCPU / 24コアGPU)で、メモリだけ64GBにしたもの。SSDは512Bのままである。今現在所有しているM1 macbook airでも特段支障がなかったが、別の仕事で使うことがあり、やってきたのだった。

箱がデカすぎるが、開封時のギミックはちょっと良いもの買ったことを感じさせる凝った体験がある。しかし開けてしまえば大きい邪魔な箱なので、さっさと捨ててしまうことになるわけだ。ノートマシンだと取っておくけれど、この大きさだとうさぎ小屋のおれの家には保存しづらい。タイトルにもある通りおれはVAIO PCG-Z505VR/K以来ずっとノートパソコンをメインで使ってきたから、じつに約20年ぶりにデスクトップマシンだ。大枚叩くならwindowsという選択肢も大いにあるのだが(ゲームもしたい)、アンチエイリアシングが好み、というところでmacから動けないでいる。あとまあappleのエコシステムに囲い込まれすぎている。

ソフトウェアの移行

mac2macの環境移行はめちゃくちゃ簡単だが、M1 macbook airまで連綿と移行アシスタントを使っていくと、なにかおりのようにゴミが溜まっていってしまっている気がする。。とくにintelからM1への移行へでははなかなか面倒臭いことをしたために環境設定が歪んでいるので、今回は一から環境構築することにした。使っているソフトは思ったより少ないし別段目新しいものは使っていないのだけど、それでも結構面倒臭くてかなりゆっくりと移行する。M1 macbook airと連携もしたいため、 - DesktopはiCloud - それ以外はDropbox Plus で同期させる。DesktopのみiCloudにしたのはパスの問題があったから。dropboxだとマシン別になってしまう。 マシンごとに違うデスクトップにするとおれのことだから絶対混乱するので、マシン別でもファイルは同期させておきたいので、iCloud経由にした。大体そんなに多くのアプリが入っているわけでもないので、あまり時間はかからない。

環境変化

より大きな変化は物理的な机のうえだった。アフターの写真はデスクトップ環境として別記事に書くが、よくあるものなので別段面白みが出ることはまずない。在宅環境記事の旬は2年前だろう。 20年ぶりの据え置きマシンに伴い、まずモバイルディスプレイを買い、次に棚を買い、mac studioの机下マウンター用途として引き出しを買いって取り付けたところでやっぱり専用が良いのではないかとmac studio専用マウンタを買い直し、ついでに椅子も買い替え、ScanSnap S1500に別れを告げIX600に買い替えつつ、じゃあそろそろと電動昇降机も買ったので、ついでに最後にベッドも買って、昔のswitching gigabitHubを引っ張り出して有線接続にした。ほとんどmac関係ないけど、ここまで買うには俺の中でストーリーがあるのだが、うまいこと言語化できない。

16万円出してもときめかない / ログイン多すぎ

新しいiPhone14 Proを買った。iPhone11以来、3年ぶりの機種変更である。ゲームもしない俺はiPhone11で困っていることはないのだが、今年は思いもかけず少し収入が増えたこともあり、一部経費にもできるので買った。そういうことがなければ来年のtype-cを待っただろう。

iPhone間の移行は「クイックスタート」でさらに簡単移行できるというので、到着したiPhone14 Proに試してみたのだけど、正直とても簡単とは言えなかった。 昼にiPhone 14 Proが到着してからすぐ移行を行い、夕方所用で出掛けるときには確かに、電話、LINE、walletなどがもう使える。 しかし夜に戻り作業を再開して23時近くの現在、まだ通常使用できるとは言い難いのだった。

なぜかapplewatchがうまくペアリングされないとか、一度walletが全て消えるとか、povoのe-SIM移行がエラー多発するとかは些細な出来事だ。それよりもいま一番疲弊している原因は、各アプリのログイン設定が多すぎるとういうことなのだった。iPhone7から11にしたときはこんなに苦労した覚えはないのだけど、たぶんこの3年間で認証の必要なアプリがどんどん増えたのだろう。各種銀行のアプリ、SNS、slack、discord、zozotown、カード残高確認アプリ、冷蔵庫管理、などなど……数え上げればキリがないアプリに対し、とにかくどれもみんな初期設定をしなくてはならないのだ。

幸いログイン情報はパスワードマネージャで管理している。しかしパスワードマネージャ(1psswordを使用)はアプリのログイン画面を補完してくれないから、アプリを交互に切りけてID、パスと延々コピペし、2段階認証を毎回行っていくのに1時間、それでも全く終わらないのだった。もう嫌だ!

webを使うものはパスワードマネージャが自動補完してくれるからよいけれど、アプリはそうもいかない。ログイン状態が切れることがない代わり、初めのログイン設定は機種変更毎に行う必要がある。そのかわり簡易認証にfaceIDを使用するから、使い勝手が良いことも多くてweb版よりアプリを使用するようになっていって、ログインが必要なものが膨れ上がっているのだった。つぎに買い替えた時またこれをやるのかと思うとうんざりするという理由で、この機種は大事に使っていきたいとすら思う。セキュリティの問題もあるのだろうから、ここをappeが簡単にするとは思えない。

しかし高額ばかりでなく手間もかかるこのiPhone14 Pro 256GB、実際手に持ってみても「まあ綺麗だよね」と思うくらいで、とても16万円をかけて変更したすげえアイテムだという感情が湧いてこない。16万といえば、たとえばsacaiのWool Surge Mix BlousonとTシャツを買えるくらいじゃないか。実用性はともかく、気に入った服を着れば確実にテンションは上がる。しかしこのiPhoneは……

いや、もちろん俺のもっていたiPhone11よりとても優れているのはわかる。見た目だってゴツいカメラを抜きにすれば、iPhone11よりベゼルも細いし画面も綺麗だしスピーカの音も良い。だけどなんというか、「my new gear...」と呟きたくなるテンションにならないのだ。おれは身の回りのガジェットはほとんどappleのものだし、homepod miniさえもっているくらいだから、apple好きで評価は甘いといって差し支えないだろう。それでもこんなにテンションが上がらないのだ。iPhone11のときはppiは減ったけど全画面とかそれなりにいろいろテンション上がっていじり倒していたのだけど、いまはログイン移行に疲れて机の上に放り出してこのブログを書いている。書き終わったら風呂に入ってコーラを飲んで漫画を読むつもりだ。もうスマホの成長が飽和状態とか、日本の貧困化(16万が高すぎる)とか、おれの感性が鈍ったとか、まあそういう当たり前の理由は置いておいて、スマホを買い替えるのは面倒臭い作業になるのだなあ、と、初めて実感した日なのだった。

あ、airpods pro(2世代目)は楽しみにしている! まだ改良の余地がある分野だからね。ここでおれの信者っぷりが試されるわけだ。

まだ何にもないよ

twitterで日記を書くのも連投になるのではてなに戻った次第。基本的に淡々とした日記で、とくに面白みはないものになると思う。それより更新され続けるかだよな。 いまはちょっと別の仕事の立ち上げが始ったのでまだこんな感じでお茶を濁しておく。